2015
03.31

三月尽

Category: 俳句
飛行雲

職を退いて長い年月が経ったのに、3月は諸々の記憶が甦る。
尻を叩かれるときもあり、叩くときもあったが、おかしいほど仕事に
埋没していたものだ。
その私が、今はよく遊んでいるものだから、3月はちょっぴり罪悪感
が生じる。
Thank you
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著書2冊

大分の書店では在庫がないといわれ、遊子先生が越前市の古書店で
わざわざ捜してくださり届けていただいた。

「雑草にも名前がある」の中で、最初にエノコログサが出てくる。
その稿に「遺愛集」の著者島秋人の短歌三首が紹介されている。

苅られずにわれの生かされ眺るもののゑのころ草(ぐさ)の穂はそよぎたり
ゑのこぐさ獄窓(まど)辺の花器にそよぎゐて涼しき朝のいのち愛(いと)ほし
風浴みて愛(は)しき雑草(くさ)なるみづひきとゑのこぐさとを活けて笑みたり

作者(1934~67年)は死刑囚として獄中にあったとき「毎日花壇」
に投稿、窪田空穂に見いだされた歌人だった。

この2冊の著書は雑草を介して深いつながりを感じさせ、雑草をこの
上もなく愛おしくさせてくれた。
今年の3月は特に思い出深いものとなるであろう。


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